保育復帰に向けて休職中にしておくと良いこと3つ
我が子の出産を控えて産休中のあなた。
出産を終え育児スタートした育休中のあなた。
色々な事情により休職中のあなた。
復帰のことを考えると「前みたいに働けるかなー」と少し心配になりますよね?
わかります!私もそうでした!!
そんなあなたに今日は、
うめ先生流
保育復帰までにしておくと良いこと3つ
をお伝えしますね。
1保育教材をたくさん作ろう!
このブログでもセミナーでも私は散々「手作り教材を作りましょう!」と提案してきていますが、休職中のみなさん!今こそチャンスです!!
保育経験のあるみなさんは手作り教材がどれほど子ども達に喜ばれるか、すでに知っていることと思います。とは言っても在職中は激務に終われ、なかなか自分自身の作り物には着手できないという方も多いですよね。
だからこそ!この長期のお休みを利用して、普段は出来ない自分の手作り教材を作りましょう!
保育教材は何だっていいんです。普段は絶対に作れないなーというような物語のシアターでも、ちょっとしたときに使いたい指人形でも。
大きな書店に行けば、保育書籍の欄に簡単に作れる保育教材キットみたいなものも売っていますし、保育雑誌には大抵毎月その季節にあったシアターなどの紹介が載っていますよね。最新号だけでなくバックナンバーも見ながら長期に渡って使えるものを探すといいと思います。
うめ先生流ポイントを言えば、大作1つを作るより、簡単なものでも数多く作る!
保育現場で子ども達に長期に渡って(保育教材で)喜んでもらうには、数多く持っている方がいいですよ。時には保育教材キットを使ったり、カラーコピーやラミネートなどうまく使用しながら要領よく作っていきましょう!
2歌や手遊び歌、わらべ歌などのレパートリーを増やそう!
「手作り教材?私、育休中なんです!赤ちゃん育てながらそんな暇ありません!」というあなた。そらそうだ!小さな子どもを抱えての作り物は大変です!
ですが、教材を作れなくても出来ることはあります!それが歌や手遊び歌、わらべ歌のレパートリーを増やすということです。
わざわざ歌の本を買う必要なんてありません。お子さんと一緒に「いないいないばあ」や「おかあさんといっしょ」などのEテレを観ましょう!
私は後輩によく「童謡とか手遊び歌いっぱい知ってますね!」と尊敬の眼差しで(たぶん尊敬の眼差しだったはず!笑)言われて来ましたが、それは単に我が子とたくさん一緒に歌っていただけのことなんです。
「でもそのTVタイムこそが家事に走る時間なんですよ~」って方もいるでしょうか?家事片手間でもいいんですよ。一日2回ありますからね。流し見でも結構覚えられますよ。もちろん「あくまで勉強も含んでますから!」と割り切ってお子さんとTVタイムもいいと思います。
「TVは見せません!」という方はCDを借りて一緒に聴いたらいいんじゃないでしょうか?私は車で子どもと移動の時は、もっぱら童謡タイムでしたよ。TVじゃなくてもいいんです。
そのうちに歌を覚えて、お風呂でのひとときや寝かしつけのひとときなどにたくさん歌ってあげられるようになります。これは保育復帰したときにも役立ちますよ。
歌ばかりではなくふれあい遊びも覚えるといいですよね。特に育休中のかたは赤ちゃんとのスキンシップも兼ねられますね。私が日々LINEで配信している親子の遊び歌やわらべ歌も、育児期間に覚え我が子としたものばかりです。
そうそう!私が配信している手遊びやふれあい遊びも参考に出来るかもしれませんね。LINEで無料配信していますので登録してみてくださいね。(ID→@jxc4464u)
3体力を維持しておこう
保育士時代は毎日の生活で特に気にしていないかもしれませんが、やっぱり保育って体力の必要な仕事なんですよね。
乳児クラスでは立ったり座ったりが多い上に、日に日に重くなっていく子ども達を毎日抱っこするわけですし、動ける年齢の子ども達とは戸外でたくさんの運動をするわけです。
しばらく休んでいると体はどうしても鈍ってきます。今ちょうど家でトレーニングする「宅トレ」が流行っていますから、わざわざジムに通ったり、運動をしようと出掛けたりしなくても効率よく家で体力をつけるトレーニングのやり方を多くの方が無料で動画配信してくれています。
自分の体調を見ながら無理のない範囲で運動し、体力は維持しておきましょう!
※但し休職の意味を忘れないで
ところであなたはどんな理由で休職されていますか?
出産を控えていますか?産後ですか?体調を崩されたとか?
職場理由による休職で、心身ともに健康。すぐに再就職を望んでいる!という方はいいのですが、先にあげた理由により休んでいる方はあくまで休息の必要な方です。
復帰を心配に思うあまりに、無理をして体調を崩したり悪化させたりしては本末転倒です!無理は絶対にしないでくださいね。
そしてね、大事なことをお伝えしますね。
もし教材が作れなくても、歌が覚えられなくても、体力維持が出来なくても、本当は大丈夫です。あなたが培ってきた保育技術はきちんとあなたの中に残っています。
「前みたいに働けるかな~」という心配は不要です。
復帰して子ども達と関り始めたら、すぐに勘を取り戻すことが出来ますよ。
だからあまり思いつめず、「楽しみだな~」と復帰後の生活をわくわく待ちましょう!
◎うめ先生の休職・復帰の話
私も休職の経験があります。以前記事に書いたとおり激務に追われて体調を崩したことが原因でした。その頃の私は復帰を望んでいなかったので、そのまま一般職に就きながら出産や育児の経験をしました。
そしていざ保育復帰!となったとき「前みたいに働けるのかな」と不安でいっぱいでした。我が子こそ関わっているけれど、保育園のように大勢の子どもとの関わりなんてしていないし、どんな風に保育していたかな・・・と記憶も微かなもの。
ですが心配はいらなかったです。保育士としての技術はしっかり私の中に残っていてくれました。そして休職していたからこそ、保育の楽しさを実感出来ました。
ただ体力だけは切実な問題に感じたのが事実です。復帰初日のしんどさを私は忘れることが出来ません。
冬で寒さの厳しい時期でした。0歳児だったこともあり、その日は戸外に出なかったのですが休憩を挟んだ午後はとにかく体がしんどくて、5分おきに時計を見ていました。
いきなりのフルタイム、そして遅番だったことも理由のひとつにあると思いますが、「保育って体力使うんだ・・・」と実感した一日でした。もちろん徐々になれましたが。
「うめ先生流、休職中にしておくと良いこと3つ」はそんな私自身の経験を踏まえたものです。休職中のみなさん、是非参考にして頂ければと思います。