うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

子ども一人一人をみるということ

今日の夕方、街中でこんな光景を目にしたんです。

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街中なので園庭を持たない園なのだと思います。

おやつ後のお迎えまでの時間、公園で遊んだのでしょう。

(近くに大きめの公園があるんです。)

 

おそらく1歳児クラスなのですが、

お散歩カーには明らかに定員オーバーの子ども達。

狭くて苦しいのか、わんぱくな性格なのか、身を乗り出す子どもが一人。

他の子ども達も押し合っていて、保育者が「押したらだめよ~」的なことを言っています。

 

その後をまた別の保育者が、子どもふたりの手を引いて歩いています。

「はやくはやく、いそいでいそいで」

保育者はきっとゆっくり歩いているつもりなのだと思いますが、子ども達のペースとはいい難く、駆け足になるふたり。

手を繋ぐというより、引っ張っているように見えます。

 

おやつ後のひとときを、出来るなら戸外で思いっきり遊ばせてあげたい。

保育者の気持ち、よくわかります。

そして「思ったより遊び過ぎたかな、早く園に戻らないとお迎えの時間になっちゃうぞ」というちょっぴり焦る気持ちもわかります。

 

わかるんですけど、

やはりひしめき合ってる子ども達の安全性や、「かみつき」が起こりそうな状況への懸念。

せかすような言葉掛け、引っ張るような手の繋ぎ方。そして歩くペース。

 

保育士として見ていると

いや保育士でない道行く人たちから見ても

きっと言いたくなります。

 

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非難したいのではないんですよ。

意識していないと、ふとしたときに表れることってありますよね。

保育士として、どんな一瞬も子ども一人一人をみるということ、大事にしましょうね。

忘れないようにしましょうね。

 

焦っている時も急いでいるときも。

そんな時こそ。