はじめての意向調査④
前回からの続きです。
園長先生からの連絡を待つようにと言うことで
もやもやを抱えたまま新年を迎えました。
次なる採用試験の指示・・・。
しかもそれは一つの園にとどまらない上に、他園の園長先生方との謎の面談まで。
私のもやもやは更に募りました。
元々おとなしく指示を聞いたり待ったりということが得意な性格でもないので
休み明けの園長先生の話を聞いて、自分なりに考え行動することに。
相談にのってくださった主任先生や他園の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
特に主任先生は園長先生の意向に沿ったアドバイスではなく、私のことを考えての意見を下さいました。私を一人の幼稚園教諭として最後まで育てようと考えて下さっていることが伝わりました。
時期でいうと1月下旬のことだったと思います。
「来年度、私は先生でいられるんだろうか・・・」
「社会人としてやっていけるんだろうか・・・」
そんな不安からやっと開放されたのです。
ですが・・・
これでスッキリ★
となったかというとそれはありませんでした。
新年度の問題はさておき、この年度が終わるまでは一人で受け持っているうさぎ組の子ども達をしっかりと年長クラスに送り出さなければならないという責任があるのです。
子ども達一人一人を見ると4月からの姿が鮮明に思い起こされて、苦しい・・・。
初めて受け持ったうさぎ組の子ども達。
私を「せんせい」と心から慕ってくれた子ども達。
この子達と離れるなんて・・・
持ち上がれなくても同じ園にいて卒園まで成長を見届けたかった・・・
子ども達との別れを思うとひたすら淋しく苦しい気持ちで、
これは本当にお別れのときが来るまでおさまることはありませんでした。
意向調査にまつわるお話はそんなこんなで終わりなのですが・・・
想像にもしていなかったまさかの1年目での退職。
自分としては理不尽な出来事として心に残っています。
「契約更新してもらえない」
これは社会人として保育者として失格という烙印を押されたような気がして当時は負い目を感じましたが、今になってそんな風に思う必要は全くないとわかるようになりました。
今回何となく自分に起こったことを綴ろうと思って書き始めた出来事は、ブログやSNS読者さまには何の役にも立たないであろうと思っていました。
読み物として楽しんで頂いたり、「そんなこともあるんだな~」と暇つぶしがてら読んで頂ければいいと思っていました。
でも書き始めると「私も理不尽な思いをしました」「私も更新してもらえないようです」とコメントやメールを頂きました。
状況に不安になっている方、憤りを感じている方、保育業界を憂う方もいました。
そんなあなたに聞いて欲しいです。
不安になる必要はないです。
憤りも、理不尽な思いも、憂う気持ちも長く持つ必要はありません。
このことはいつかいいことに変わります!
大丈夫です!!
私もこの時はとても辛かったですが、今となれば学びです。
そんな経験があるからこそ、今こんな仕事をしています。
何の役にも立たないと思いつつ書いたものの、同じ状況を経験しているあなたの励ましや救いに少しでもなったら嬉しいです。
もう一度言いますね。
不安になる必要はないです。
憤りも、理不尽な思いも、憂う気持ちも長く持つ必要はありません。
このことはいつかいいことに変わります!
大丈夫です!!
大丈夫ですよ!!!
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はじめての意向調査③
前回からの続きです。
1年目に働いた幼稚園は実習の評価のみで採用となっていた為、私にとって初めての「採用試験」でした。
簡単な一般常識試験と作文の他に、実践の試験がたくさんありました。
まずは定番?「にわとりを描きましょう」
こういうのってなかなか急に描けないんですよね〜。
私の場合は特にイラスト調になってしまう笑
そして歌とピアノ。
地元でとても有名な音楽の先生が在籍している園だったので、その先生に直々に指導を受けながらピアノを弾いて指が震える震える・・・
何より気持ちが辛かったのはダンスの振りを一瞬で考えて踊るというテスト。
広いグラウンドにぽつんと立たされて流れてくる音楽に合わせて踊りました。
曲目は今でも忘れません!
「サンタが街にやってくる」
50メートルほど先に体育専門の先生が真顔でいらして、とても楽しい雰囲気は出せませんでした・・・。(いまならできるかも!?)
そんなこんなで一日試験がありまして・・・
数日後封書で来た結果は・・・
「不採用」の文字。
あのにわとりやっぱりダメ?
あの振り付けはひどかったかな・・・
なんて考えつつ不安は更に増しました。
説明もなかったので、私のせいでトレード失敗なのかな?
また園に迷惑掛けたのかな?とも思いました。
あまりに不安で待てと言われたのに質問に行ったこともあったのですが、「とにかく待ちなさい!」と怒られ・・・
冬休みに。
胃潰瘍のまま迎える年末年始となったのでした、、、
つづく~。
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【新セミナー】Vision Up Seminar
しばらく各地でのセミナー開催を休止しオンラインセミナーのみとしていましたが、 1月よりセミナー活動を再開したいと思います!!
「 Vision Up Seminar」開催します!!
働く上での不満や不安はどんな小さなことでもなくしましょう!
もっとこうしたい!こうだったらいいのに!という展望を整理し、実現していきましょう!
子ども達が喜ぶ顔が見たい、保護者に安心してもらいたい、それだけではなく・・・
自分自身も活き活きと自信を持って楽しくおもしろく保育をしましょう!
出来ますから!!
絶対に出来ますから!!
うめ先生流の仕事術、すべてお伝えします。
他の保育系セミナーでは得られない内容です。
■開催場所・日時
1/19(日) 博多
2/23(日) 名古屋
2/24(月) 東京
12:30~15:00 (※会場によって多少時間が変動することがあります。)
会場はどこも駅周辺となります。詳細はご予約者さまのみご案内致します。
■内容
・保育者としての自分、今の自分を明日から変える仕事術
・Vizion Upのためのワーク
・座談会
■参加者の声
詳しいレポはこちら。
詳しいレポはこちら。
■受講料・お申込方法
■セミナー受講料 8800円
■リピーターさま受講料 8000円
(※リピーター割を使われる方はお申込時に、以前受講したセミナー名と受講日を記載いて下さい。)
■お申込、お支払いページはこちら
■注意事項
※料金は前払いとさせて頂いてます。決済完了によりご予約確定となります。
※決済確認後24時間以内にご予約確定メールをお送り致します。
24時間過ぎてもメールが届かない場合、エラーになっている可能性がありますので、メールフィルタ設定などの見直しをした上でお問い合わせ下さい。あるいはLINEからのお問い合わせが確実です。(メールは返信が不着になりやすいので)
メールアドレス、登録の電話番号にお間違いのないようお気をつけ下さい。
(メールが何度もエラーになる場合、お電話させて頂くことがあります。)
※コンビニ決済、銀行振込、クレジットカード決済がご利用頂けます。
※決済後のキャンセルや返金は一切致しかねます。
※先着順ですので、お早目のお申し込みをお願い致します。満席となった場合、お申込ページで表記される他、本ブログやSNSでお知らせ致します。
以上ご了承下さい。
■よくあるお問い合わせ
一人参加不安なんです・・・。
(半数以上の方が一人参加です。アットホームな雰囲気ですので心配しなくてOKですよ!私も常に気に掛けます♪)
私、若くないんですけど参加してもいいんですか?
(あらゆる年齢の方に参加して頂いてますよ♪)
まだ保育学生なんですけど先生方に混じって参加していいんでしょうか?
(保育学生さんの参加も多いですよ。4月から保育科へいくという高校生もOKです!!現役保育者さんも保育関係者以外の方ももちろんOKです!)
よく来る質問はこんな感じです。ご参考までに。
他にもご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さいね。
■おしらせ
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(②は教材キット付き!)
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■うめ先生の教材セミナーおさかなくん?はこちらから
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■うめ先生のこころざし
保育士を増やしたい!
給料が増えたら・・・待遇が良くなったら・・・保育士は増えるでしょうか?
私はそれだけではない気がします。(もちろん給料や待遇の改善も求めますが)
保育の仕事を追及したら、「人を大事にする、一人一人を大事にする。」に行き着きました。子どもだけではなくて、先生のことも(もちろん学生さんも)、保護者のことも大事にしなければならないんです。
あたりまえのことだけど、あたりまえに出来ていないところがたくさんある。
みんなが一人一人を大事に出来たら、もっと良い環境が出来ると思うんです。
私が持っている保育技術や仕事術を最大限に提供しながら、そんな私の想いを一人でも多くの「子どもに携わるみなさま」にお伝え出来たらいいな。
そんな考えで7月より始めた活動です。
・・・とは言ってもセミナーに来てくださる方がいなければ、何の意味も成しません。
うめ先生に学びたい!!
うめ先生と保育のことや仕事のこと色々お話したい!!
うめ先生の想いに賛同してますよ、応援してますよ!!
他園の先生とも親しくなりたい!!
というあなた、是非足を運んで下さい。
お会いできることを楽しみにしています。
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はじめての新年度意向調査②
前回の続きです。
※働いて来た分だけ意向調査を受けた経験があるわけですが、これまでもお伝えしている通り転職の経験が多い分、そうでない先生に比べると意向調査に波乱万丈があった気がします。
参考になる部分は少ないと思いますがせっかくの体験なので残しておくことにしました。「こんな体験をした先生もいるんだな~」くらいの気持ちで見て頂けたら幸いです。
はじめての新年度意向調査②
2年目、3年目、4年目・・・の先輩教諭がいるように
あたりまえに私もこの園で経験を重ねていくのだろうと思っていました。
まさか契約更新してもらえないとは思っていないので、新年度の希望もしっかりまとめていましたし、そのことがかえって哀しく虚しくもなりました。
契約更新してもらえなかった理由・・・
ですが、実はこれはっきりしていないのです。
一年目特有の失敗や問題点を指摘されたり、「新年度に縁故でどうしても採用しなければならない方がいる」と言われたり、「トレードというような形で他園で勉強してきて欲しい」とも言われたり。
何とももやもや。
この件について同期の先生、先輩教諭のみなさんに話すことも禁じられもしました。
同期の先生に至っては、ご両親がいらして園長先生と話し合いの機会を持たれたりもしていて、それも大変そうでしたが禁じられていることもあってあまりそのことに関して話さなかったように思います。(彼女との仲はいまだにいいです。)
まだ社会経験の浅い頃のことで、私もどうしていいのかわからず落ち込む毎日。
主任先生や出身校の先生に相談しましたが、理由はそんな感じではっきり出来ないままに翌年度の身の振り方を考えなければなりませんでした。
今のようにSNSで情報を仕入れたり、他園の先生方と交流が持てたりという時代ではありませんでした。
「最低でも3年は同じ職場に勤めるもの」というような世間的な常識も気になりましたし、まるで自分が幼稚園教諭としてものすごく落ちこぼれのような気にもなりました。
実習で内定をもらい就職した幼稚園です。
就職活動をどのようにしたらいいのかもわからずひたすら不安な日々でした。
そんなある日、再び園長先生に呼ばれ・・・
とある幼稚園と保育園の2箇所の就職採用試験を受けさせられることとなったのです。
つづく~。
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はじめての新年度意向調査①
うめ先生の保育サロンで先日「意向調査」についての話題になりました。
早い園では秋頃から、遅めの園では2月頃に大抵行なわれるのではないでしょうか。
来年度もその園で働く意思があるか。
異動のある園は異動希望の有無の確認もありますね。
そしてクラスの配属希望などを聞かれる園もあると思います。
(これはきっとどの園もそうだと思いますが、希望が必ずしも通るわけではありません。)
私は働いて来た分だけ意向調査を受けた経験があるわけですが、これまでもお伝えしている通り転職の経験が多い分、そうでない先生に比べると意向調査に波乱万丈があった気がします。
参考になる部分は少ないと思いますがせっかくの体験なので残しておくことにしました。「こんな体験をした先生もいるんだな~」くらいの気持ちで見て頂けたら幸いです。
はじめての新年度意向調査
仲良しの先輩教諭に「意向調査」について教えられ、園長先生に呼ばれる日のことを楽しみに自分なりの希望をしっかりとまとめました。
年中組を担任だったので本心は年長に持ち上がれたら嬉しい、でももう一度年中組を持つことで仕事に自信が持てそう!
などなど考えていました。
イラストにあるようにまだまだ本当に未熟だった私。
社会人としても先生としても未熟!!
思考の浅はかさが恥ずかしいですが正直に描きました!(苦笑)
上の先生方から毎日一人ずつ園長室に呼ばれていき、一つ上となる二年目の先生達も呼ばれ、いよいよ私たち1年目の番!!!と緊張しつつ過ごしていました。
ところが!!!
待てど暮らせど私と同期(1年目2人)が呼ばれることはなかったのです。
つづく。
母にとっての子の遠足【追記有り】
前回「園行事の中でも遠足が好き」と保育士としての気持ちを綴ったのですが・・・
母として迎えた我が子の遠足は保育士のときの気持ちとは全く異なるものでした。
あくまで私の場合ですが、書いてみようと思います。
■母にとっての子の遠足
①お弁当作りへのプレッシャーが大きい。
保育士時代は何気に保護者に掛けていた言葉なんですが、
「給食がない分、お弁当が足りないということがないように!」
「好きなものだけ入れて下さい!」
「食べやすいように工夫して下さい!」
という言葉の圧力!!!
食べる量も好む物も気分などによって変化の大きい0歳児時期。
そろそろ離乳食も終わるかな~くらいの時期だったでしょうか。
保育士の立場だったからわかるんです。
その言葉に圧なんて本当はないことは。
そして、子を思っての言葉であることは。。
でもこんなにもお弁当作りに気持ちが抑え込まれるとは思っていなかったです。
(お料理が好きな方はそんなことないかもしれませんが・・・笑)
少なくとも保育士としてお弁当に対して思っていた「嬉しいだろうな♪楽しみだな♪るんるんッ♪」というわくわくした気持ちは全くありませんでした。
②お弁当作りの悩みは大きい。
そして、どんなお弁当にするか考えるという段階になって焦りました。
「0歳児のお弁当ってどんなの~~~~!?」
・・・というのも前回の記事を読んで下さった方は知っていると思いますが、出産前に勤めていた園は乳児のいない幼稚園と0歳児は遠足がなかった保育園。
0歳児さんのお弁当なんてみたことなかったんです。
(普通の保護者はそもそもないと思いますが・・・)
そして細かいことがわからない、気になる。
お弁当のふたをおさえるゴムって必要?じゃま?
水筒ってこれ小さい?お茶足りる?
デザートは別の容器に入れたらお弁当箱がかさばりすぎる?
そして最大に悩んだポイント・・・
キャラ弁にすべきーー?????
預かって来た子ども達のお弁当はみんなキャラ弁だったな~、でも0歳児。
え、おにぎり以外何入れたらいいのー?
たこさんウインナも唐揚げもまだ食べられないよー??
と悩みが最初に戻る。
③お弁当作り、大変。
悩みがなんとなく解決して迎えるお弁当作り、大変でした。
そんなときに限って夜泣きでほとんど眠れず、朝もすぐにふにゃふにゃと泣き出す我が子。
これを頻繁にしているお弁当持参園に預けている保護者さま、本当にすごい!
給食のありがたいこと!給食の先生、いつもありがとう!!!
心で叫びながら黙々と作る。
普段作りなれていないから要領も悪く、作り終えたときのキッチンの惨状たるや。
でもいいんだ、作れたから!!
そしていつになく豪華な朝ごはん。笑
④日中、いつも以上に我が子の様子が気になる。
そう、このとき実は第二子妊娠中のつわり真っ只中でした。(年子ちゃんなので)
自分も保育をしていればそれどころではなかったかもしれませんが、いつも以上にそわそわと気になる我が子とお弁当の様子。
あれでよかったのか?
あの量でよかったのか?
やはりキャラ弁にすべきだったのでは?(結局しなかった)
いっぱい残してたらどうしよう。
先生達に「わ、お弁当地味~」って笑われてたらどうしよう。(そんなひどい現場を経験しているだけに気になる先生方の反応・・・)
・・・そうですね、我が子の様子以上にお弁当の様子が気になって仕方なかったんですね。笑
⑤こんな日に限って日中の様子がよくわからない連絡ノート
親はね、気になってたまらないんですよ。
離れている間の我が子の様子が。
お迎えに行って、何なら帰宅の道中で開くんですよ。連絡ノート。
でもそんな日に限ってよくわからない。
「遠足楽しみました。」
でしょうねえ!!!!と半ばがっかりしながらノートを閉じました。
(あ。連絡ノートに関してはこちらの記事 とても読まれています!
【追記】誤解を与えかねない表現でした!
この頃はまだ入園まもなく担任の先生との信頼関係も築けていませんでした。
行事のときは連絡ノートが書けないほどの園があることは私も知っています。でもだったらせめて様子を直接聞かせてくれるなどの配慮は・・・ないの~~?と感じた瞬間の気持ちを書いています。
(自分がそうやって受け持って来たご家庭へ配慮してきた分、がっかりしたんですね、、)
ですが実際「おまけ」の項目に書いてある通り、翌日とても細やかに遠足中の様子を直接教えて下さり、地味~~なそのお弁当のことまで誉めて下さり・・・
よく見てくださっていたことが伝わって安心しましたし、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この遠足だけでなく、先生方が我が子たちを大切に育んで下さったこと・・・
感謝の気持ちしかないです!
そんなわけで、忙しい先生方を責める気持ち、いつでもノートをしっかり書いて!という気持ちではないことご理解下さいね♪
⑥帰宅後お弁当箱を開けるときの緊張感が半端ない。
私は生涯この時の緊張を忘れることはないでしょう。
大げさではなく、本当に心臓止まるかと思うくらいにドキドキしました。
お弁当箱に顔を近づけて、薄目でそーーーーーーっと開きましたよ。
空っぽのお弁当箱を確認した時、その場に座り込んでしまいました。笑
(妊婦にこのドキドキはよろしくなかったですね。)
そしてやっと気持ちが落ち着きました。
おまけ:保育士ママとしてのプレッシャーも多大!
翌朝会った担任の先生の言葉に、悪意がないのはわかりながらもプレッシャーを感じずにはいられなかったです。
いや、これは遠足のときだけではないですね。
「やっぱりお母さんも先生だから~」
「言わなくてもわかりますよね~」
という言動。
今回のお弁当はおかげさまで「さすが!!」なんて言ってもらえましたが、もしかしたら裏側で「あのお母さん、保育士のくせにね!」と言われることだってあるかもしれないのです。
そうならないように立ち居振る舞い、子への教え、色々気をつけてはいるつもりでしたがそんなプレッシャーはあります。
(保育士ママのみなさん、いかがですか?)
■ほめられたお弁当
さて、「さすがママは保育士ですもんね!!」と担任の先生にほめてもらえたお弁当なので参考までに触れておこうと思います。
私は本来料理が嫌いではないですし、手先は器用だと自負していてキャラ弁作りも得意です!ただこの頃は夫婦関係の事情などもあって、料理をすることに自信がありませんでした。
そして先述した通り、「0歳児さんのお弁当」がよくわからなかった上、つわり真っ只中(妊娠悪阻で入院が必要と言われるほど毎回ひどい性質)で・・・
前向きにお弁当作りを楽しめる状況ではなかったのです。
それでも作らなければならないお弁当。
まずは保育士友達を頼りました。
かつての同僚や同じ学校で学んだ保育科の友達に尋ね・・・
0歳児のお弁当を調査!!笑
そして思ったのは「家の食事と同じでいい!」ということ。
幼稚園勤務をしていたときのことが私の経験として根強くて、見た目の可愛いお弁当にしなければならないような気持ちになっていたんですが、当たり前だけど「食べやすいこと」「おいしいこと」の方がずっと大事で、0歳児さんは特に「食べ慣れていること」もここに加わるような気がします。
そんなわけで、キャラ弁はやめることにして、自宅で食べさせているような手づかみで食べられるワンプレートメニューをそのままお弁当箱に移すイメージにしました。
お弁当作りに関して、保育士仲間のほかに大変お世話になった人がいます。
父です。笑
この頃ほぼ寝たきりだったので実家で生活していたのですが、実家は主に父が買い物と料理担当なのです。つわりがひどい私に変わり、夜のうちに長女の好きなおかずをいくつか用意してくれていました。
イラストで朝のお弁当作り大変・・・と描きましたが、私はひとくちおにぎりを作ったり果物カットしたり、お弁当箱に詰めたり。
こんなで大変って言ってたら世の保護者さまに怒られますね~。
ゴメンナサイ。
(夜泣きの不眠とつわりが本当にひどかったんです、、、と言い訳させて下さい。)
父が作ってくれていたのは、ほうれん草の胡麻和えやかぼちゃの煮つけなど・・・
THE・和風★
でもこれらは長女の大好物でした。
ひとくちおにぎりも長女の好みに合わせた味にすると何だか茶色っぽく・・・。
お弁当の詰め方も「自分でつかんで食べやすい」という部分に重きをおいたので(あえて若干隙間を作ったと言いますか)見た目の華やかさがなく・・・。
THE・地味★
でもそんなお弁当を担任の先生は
「自分で(手づかみで)食べられて本当によかったです!」
「好きなものばかりだったんですね、一生懸命食べていましたよ!」
「食べやすさ重視で、さすが保育士ママですね!」
と評して下さったんですね。
ママとしては新米だったし作る前に心が一騒動あった分、何だか嬉しくて泣きそうになりました。
■まとめ
そんなわけで保育士としてはうきうきわくわくの遠足も、母としてはそうではなかったという記事でした。笑
お料理が好きな方やお弁当作りが上手な方は私みたいに深刻にはならないかもしれませんが中には参考になる方もいるかもしれない?!ので書いておくことにしました。
間違わないで欲しいのは「キャラ弁はあかん!」ってことではありません。
私も子どもが大きくなるにつれて、キャラ弁を作ったときもありました。
(結構上手なんだぞ♪と自慢させて笑)
ただ大切なことは、食べやすく、美味しく、喜ぶ、お弁当であること。
そして、作り手に負担が少ないこともまた大事だと思います。
この経験をしてから私は、保育士として保護者への関わり方が変わったように思います。それまではどこか「事務連絡」になっていたように思うのです。
食べやすいお弁当を!
ピックは可愛くても入れないで!
量充分にして!
よろしく!
もちろんそんな乱暴な物言いはしていませんでしたし、子ども達を思ってのお願いでした。でもそこに保護者への寄り添いや労りはなかったです。
反省しました。未熟でした。
お忙しいでしょうが・・・
大変だと思いますが・・・
ご協力ありがとうございます。
○○をとても喜んでいましたよ!(具体的に)
保護者への寄り添いや労りも添えることが出来るようになりました。
遠足は子ども達のための遠足です。
子ども達と一緒に保育者も全力で楽しみます。
でも、その影に保護者の暗い重い気持ちがあったら・・・
それは悲しいことです。
保護者もまた晴れ晴れと遠足の日を迎えられるように(親子遠足でなくても!)と願います。そしてそれを実現するのは、保育者であるあなたのひとことなのかもしれません。
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乳児さんの遠足
秋の遠足に出掛ける園もそろそろ増えて来るのではないでしょうか?
乳児さんの遠足は、(私が勤めた園はどこも)と同時に忘れ物がないかのチェックと全ての持ち物に記名があるかのチェックがあり、正直バタバタするのですが・・・
お弁当が嬉しい!リュックサックが嬉しい!!遠足が嬉しい!!
という気持ちを思いっきり出してくれる子ども達が可愛くて可愛くて、その姿を見られることが嬉しくて私も遠足が大好きでした。
ところで、乳児さんの遠足と言えば園によって多少取り組み方に違いがあるな~と思います。
初めて勤めた保育園の遠足は・・・
「0歳児は家庭保育をお願いする」「1歳児2歳児は昼迎えをお願いする」という決まりでした。強制力のあるお願いではないのですが、しつこくお願いをする(しないと上から叱られる保育者たち・・・)ので、半ば強制みたいなもので保護者のみなさんは平日にも関わらず仕事の都合を付けたり、別の預け先を探したりと苦労されていたのではないかと思います。
そんなわけで、この園では0歳児は遠足がなかったです。1歳児2歳児は、園内でお弁当を食べて帰宅していました。(その割りに遠足の多い園でした。)
他の園ではさすがに家庭保育や昼迎えの依頼をするところはありませんでしたが、
乳児クラスの遠足は「親子遠足しかない」という園や乳児はお弁当持参不要、給食があるという園もありました。
0歳児1歳児でもしっかり園外でお弁当を食べる園もありましたが、
園外には行くけどお弁当は園で食べるというやり方をしている園が多かったです。
個人的には・・・
0歳児さんは発達も子どもによって違いますし、園内でいつものテーブルについて食べるのが本人のためにも援助する者的にもいい気がします。
1歳児さんもまだまだ園外でシートを敷いて・・・というのは難しさがありますね。テーブルは欲しい気がします。クラスの子どもの発達や時期的なものなどを考慮して判断したいですね。
2歳児さんの秋頃になると随分しっかりしてくるので、園内でシートを敷いて食べるのは可能ですよね。風が強くなければ戸外でも大丈夫な気がします。
結局のところ・・・
子ども達の楽しい気持ちを壊さず、かといって危険があったり不用意に職員の負担が増えない方法を担任が自分達で子どもを見て判断出来る環境がいいなと思います。
あなたの園の乳児さんの遠足はどんな感じですか?
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うめ先生の保育サロンが新しくなりました!
「保育サロン」というとどんなイメージを持ちますか?
保育、仕事への意識が高い、
頑張り屋さんの集いみたいな印象ですか?
もちろんそんな先生(学生ちゃん含む)も多いのですが
私はそれだけのサロンにしたくないなと思っています。
私は、常に100パーセントの高い意識で「先生」 出来なかったです。
以前ブログに「保育から離れることも大事」というような記事を書いたんですが、
モチベーションを維持できないことだってありましたし、
あっていいと思うんです。
ただそれをどんな風に乗り切っていくか。
友達とカフェに行ったり、
彼氏と旅行したり、
そんな風に息抜きをしてる先生もいるでしょう。
家族との時間が憩いな先生もいるでしょう。
だけどちょっと保育の仕事を知ってるもの同士で
愚痴を言い合ったり励ましあったりする中で
不思議と気持ちが落ち着いたり、やる気が湧き起こったりもしますよね。
うめ先生の保育サロンはそんな場にしたいです。
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悩んでいる間に入会出来なかったあなた。
メルマガ欠かさず読んでいて下さいね♪
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ちなみにライトメンバーは制限枠がないので
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