うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

新人保育士の壁。

新人保育士のみなさん、

社会人になって1ヶ月、そして、先生になって1ヶ月。

まずは、お疲れ様でした。

本当によく頑張りました。

 

きっと子どもたちが可愛くて可愛くてたまらないことでしょう。

しかし、その一方で、保育現場の現実に打ちのめされている新人保育士さんも多いのではないでしょうか?

 

私の場合、1年目は幼稚園だったので、

仕事内容に若干違いがあるとは思いますが 

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仕事の要領がわからず、

先輩保育者からの頼まれ事や買出しなどを優先するうちに

どんどん自分がこなすべきタスクが山積みになる…

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先輩保育者のご指導に心が折れる。

社会人になるまで、こんな風に人から小言や苦言を言われた経験がなく、

言われた内容を聞いて自分を省みるより、「言われた」という事実に落ち込んだものでした。

思ってもいない「教えていただいてありがとうございます」を細々と口にして逃げる毎日。笑 

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そして、憧れの仕事に就いている、憧れの先生方の現実の姿にショックを受けました。

実習園に就職したのですが、実際に働いてみてわかったことがたくさん!

いわゆる派閥みたいなものや、悪口陰口、足の引っ張り合い…

人間関係が良いとはとても言えませんでした。

  

先生になって1ヶ月。

そんな保育現場の現実を目の当たりにし、

「期待で胸がいっぱいだった新人の私!」は姿を消し、

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「私にはこの仕事は向いていないのではないか」

「なんか辞めたいかも」

なんて思うようになっていました。 

 

今、この記事を読んでいる新人保育士さん。

あなたはどうですか?

 

「うちの園はみんな優しいし、仕事も負担なく配慮してしてくれて、何も心配なさそうですー」

と思ったあなた。

 

よかったですね。

良い園、良い先輩に恵まれましたね。

その安定した保育士生活は、園長先生や主任先生、先輩方が築いて下さったもの。

感謝して、真摯に仕事に励み、あなたもあとに続けるよう頑張ってくださいね。

そして、「ラクチーン♪」なんて思っていても、新しい生活に疲れの出る時期です。

体調管理に留意して、しっかり休息を取りましょうね。

  

私の経験を見て、

「わかりますーーー、似たようなことがありますー」

「うちの園はもっともっとひどいですーー泣」

というあなた。

 

本当に1ヶ月よく頑張りましたね。

社会人になる!先生になる!新しい環境に入る!

それだけで神経をとても使うのに、とにかくとてもよく頑張りました。

自分の頑張りをしっかり認めて、自分で自分をほめてあげてください。

 

そして何より大切なことを言いますね。

 

あなたは大切な保育士のひとりです。

新人であろうと、立派な保育士のひとりです。

そのことは、どうか忘れず、

そのことに自信を持っていて欲しいです。

  

・・・では!!

保育士としての自己価値を高めた上で、

ちょっと冷静に考察をしてみましょう。

あなたの負担がどこにあるのか。

 

それによって、

これからすべきことは変わってくると思います。 

 

例えば、

いつも仕事が山積みになっていることがあなたの負担なのだとしたら、

仕事への取り組み方を見直さなければなりません。

 

先輩との関係に負担があるのなら、

先輩の言動、自分の言動を冷静にみて、対応を考えていかなければなりません。

 

先輩の保育に疑問を感じるのなら、園の方針を鑑みながら、自分自身の考えもしっかり持ちつつ、慎重に対応を考えていく必要があります。

 

ね?

あなたの負担の原因が何たるかで、対応が違うのです。

その具体的な対応策は今後お教えするとして、

まずは冷静に負担の原因を探りましょう。 

 

せっかく頑張って保育士になったのです。

憧れの仕事だったのです。

そして何より、子どもたちが可愛くて可愛くてたまらないはずです。 

 

精神的な負担をなくして、

毎日楽しく保育をしましょう!! 

 

さあ、そのために紙とペンを用意して、

あなたの負担の原因を追究してみて下さい。

連想ゲームのように単語をどんどん書いていくのがおススメですよ。

(マインドマップと言います。正式なやり方はググると出てくるよ) 

 

繰り返しますが、

まずは原因を把握しておきましょう。

その上で対応策を考えるんですよ!!