うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

子どもからの手紙に返事を!

保育園で働いていると、子どもたちから

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こんな風にお手紙をもらうことってあると思います。 

 

字の書ける4歳5歳児の担任でなくても、担任欠席時にカバーでクラスに入ったとか、

朝や夕方の当番で入ったとか、そんなささやかな関わりであってもお手紙をもらうことってあると思います。

(きっと実習生ももらえますよ☆) 

 

この子どもからのお手紙、とーーーっても嬉しいですよね。 

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覚えたばかりの平仮名で一生懸命書いてくれたことを想像すると

「あ~~、先生になってよかった!!」

と実感する瞬間でもあります。

  

きっとみなさん同じように、子ども達からの手紙はとても嬉しいものだと思いますが、ちょっとお尋ねです。 

 

子どもからの手紙、きちんと返事を書いていますか?

  

私は、

「お手紙ありがとう、嬉しかったよ」

の気持ちを込めて必ず一人一人に返事を書くようにしています。

  

手紙を書いたら返事が来る・・・

その喜びを子ども達にも知って欲しいし、そこから手紙の楽しさが広がると思うんですよね。

  

「うめ先生にお手紙を書いたらお返事がもらえた!!」

ってお友達に聞いて、

字の書けない子が、私からの手紙欲しさに字を覚えた!

なんてこともありました。

  

字を書く、手紙を書く、返事をもらう。

  

それがどれほど楽しいことか。

その楽しさを知ったばかりの子ども達には、しっかりその楽しみと向かい合いたいと思います。

  

・・・とは言っても、毎日山積みの仕事の中で、返事を書くのも大変といえば大変です。

そこで私は、子ども達に伝えるようにしていました。

  

「お返事は1日だけ待っててね。」

  

そして、必ず約束を守るようにしていました。

  

お返事のお手紙は、いつも可愛いレターセットを持っている先生もいますが、私はコレです。

 

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製作などで半端に余った色画用紙を切ってカードに。

写真はハート型ですが、他にも丸や四角などあまり切るのに時間のかからない形にして

多めに切って準備していました。 

 

子どもからの手紙は、

「せんせいいつもありがとう」とか

「せんせいだいすき」「またあそぼうね」

など、文章が短めなので、カードにしても充分に返事が書けます。

 

 もらったときに

「うれしい!!」

って思ってもらいたいから、子どもの書いた文章を引用することも多いです。

 

 たとえば、いつも文末に

「あいをこめて」

と書いてくれる子には、私も

「あいをこめて」

と。(どこでこの言葉、覚えたんだろう?笑)

  

似顔絵を添えてくれた子には、その子の似顔絵を添えて。

  

私も手紙をもらえて嬉しいから、子ども達にも嬉しいと思ってもらいたい。

  

これを読んでいる先生方。

子どもから手紙をもらって嬉しい!で、どうか終わらず、しっかり気持ちを返して欲しいなと思います。

  

こういうのって不思議と流行のあるもので、一人が書き出すと、みんな書き出すものです。

  

お手紙ブームが始まったなと思ったら、子ども達が気軽に書くことを楽しめるよう、私はクラスに「お手紙セット」を用意していました。 

 

お手紙セットのカゴには

便箋としてつかってもいい紙

鉛筆、

色鉛筆、

消しゴム。

A4サイズのあいうえお表(100円ショップで購入し、ラミネートしたもの)

を入れていました。

  

年長クラスになると壁にあいうえお表を貼っているかもしれませんが、実際、字を書くときは机上に置けるものが便利です。

私は、ラミネートしたおいうえお表を数枚用意していましたよ。

  

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。