うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

理不尽な先輩保育士との関わり方

小さな子どもたちを育む保育の仕事。

先生方はいい人ばかりかと思ったら、残念なことに決してそうではありません。

 

 

 

私の元に日々届く先生方からの相談の多くを占める、

職場の人間関係問題。

正直、私も子どもとの信頼関係を築くより難しいと感じています。

 

 

 

自分自身が心を正しく、

人として、保育士として、一生懸命職務に励んでいても、

理不尽な先輩保育士、理不尽な上司(園長や主任など)に出会うこともあります。

 

 

 

私もこんなことがありました。 

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T先生は、副主任でクラスを持っていました。

T先生に代わり、先生のクラスに入っていたのですが・・・

 

 

 

報告すべきことを伝えようとすると、このような返しをされ、

スムーズな報告連絡相談が出来ない。

 (普通はカバーありがとうと言われる状況です。)

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必要があって話しかけているのに、あからさまな無視をされる。

 

 

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 これには思わず・・・20180527164231

 

・・・となりました。笑

私がないがしろにされたり、無視されるのはまだしも、

子どもを何だと思っているんでしょう。

それで保育中に爪がはがれるような怪我をしたら?

お友達とのトラブルでお友達を傷付けてしまったら?

 

 

 

保育に携わる方でなくても、

これらの理不尽さは理解して頂けると思います。

 

 

 

保育園では、保育士みんなで子どもをみます。

複数担任クラスの状況もそうですが、

時差勤務のため、担任が不在のときは担任以外の保育士が担任をカバーする、

つまり一人担任であっても、

他の職員の協力がなければクラス運営は出来ません。

 

 

 

みんなで子どもをみる。

それはみんなで子どもの状況、自クラスだけでなく他クラスの状況も把握し合い、連携し合って、行わなければ不可能です。

 

 

 

嫌な人、苦手な人とは関わらない・・・

なんてことが出来る世界ではないのです。

 

 

 

そこで、今回は

うめ先生流、

理不尽な先輩保育士との関わり方

を伝授したいと思います!!!

 

 

◎自身を振り返る

理不尽な目に合ったとき、私はまず自分を振り返ります。

何かそこに理由があるのか。

思い当たる点があれば改善に努めます。

 

 

◎理不尽なことをする人はそういう性格なのだと理解する

このようなケースの場合、自身を振り返っても、

思い当たるような点のないことが大半です。

(だからこそ理不尽なのですが)

 

 

 

大抵は可哀想なことに、その人の性格です。

特に理由がなくても弱い立場の者を無下にしてしまう。

自分の機嫌によって、弱い立場の者にあたってしまう。

そういう人なのです。

 

 

 

そんな人が保育士なのかと愕然としますが、

残念なことにそういう人もいるのです。

そしてその性格は簡単に変えられるものではないと思います。

 

 

 

その性格を改めて欲しいなどと望まず、

この人はこういう人なのだと理解しましょう。

 

 

 

◎理不尽には正当で応える

 

理不尽なことをされたら腹も立つし、悔しい気持ちにもなりますが、

仕返しをしようと考えたり、悪口や陰口を言ったりするのは、

その人と何ら変わりません。

同じ土俵に立たず、自分は人として保育士として正しくありましょう。

 

 

 

それは、自分の自信にもなりますし、

必ず味方となってくれる人も現れます。

 

 

 

◎笑顔と感謝を忘れない

実はこれ、一番おすすめの方法です。

たったこれだけで態度を改めてくれた先生もいました。

 

 

 

どんなときも思いっきり笑顔で接し、

ことあるごとに「ありがとうございます」と感謝を口にする。

(※媚びるのとは違いますよ)

 

 

 

 

 

 

人と顔を合わせたら、何か「ありがとう」はなかったかな?

と考える習慣も出来ました。

 

 

 

笑顔で感謝をされて、嫌な気持ちになる人は

あまりいないのです。

 

 

 

◎無視してくる保育士には第三者の前で話し掛ける

 

例えば事務室で園長主任のいる場、

例えば休憩室で他の職員が大勢いる場、

そんな状況で無視してくる先生はいません。

 

 

 

必要以上に会話をする必要はありませんが、

業務上どうしても伝えなければならないことや

話し合わなければならないことがありますよね。

 

 

 

そんなときは、

第三者の前で話す、これは効果覿面です。

 

 

 

◎我慢はしない

そういう人なのだと理解する、正当で応える、と先に書きましたが、

それは屈する、耐える、ということではありません。

 

 

 

誰しも理不尽な目に合う理由はありません。

園長主任に報告し、相談すべきだと思います。

 

 

 

どの保育士も園にとって、大切な一人の保育士です。

真摯に対応してくれるはずです。

 

 

 

◎理不尽な人=園長である、理不尽な人=職場の人全員、という場合

悔しいですが、こういうケースもあります。

一番上の立場の園長が理不尽な行いをしてくるとか、

職場の先生方みんなから理不尽な扱いを受けているとか。

 

 

 

私だったらこういう場合、辞めます。

そんな劣悪なところで働かなくても、保育士不足のこのご時勢、

喜んで私を迎えてくれ、楽しく働かせてくれる職場は他に必ずあります。

辞めることは負けることではないと思います。

 

 

 

でも子どもが可愛いし、

卒園までは見届けたいし、、、

 

 

 

と、子どもに後ろ髪を引かれる気持ちはよーーーくわかります。

ですが、自分のために働いているということを忘れるべきではないと思います。

 

 

 

子どもが可愛いばかりに、無理をして、

心を壊し、体を壊したら、それこそもう保育が出来なくなりますよね。

 

 

 

 

もちろんこれは、あくまでも私の場合です。

理不尽なことを訴えて出るという方法もあります。

 

 

 

ただ、子ども可愛さに辛いのを我慢して、

そこに居続けるのはやっぱりお勧め出来ません。

 

 

 

◎まとめ・・・私の場合

いかがでしたか?

職場の人間関係に悩んでいる先生方にとってみれば、

これらの方法を読んで実践しようと思ったところで、

まだ気持ちはすっきりしないと思います。

 

 

 

読んで解決!とはいきませんからね?

でも、同じように悩んでいる、悩んでいた保育士はたくさんいます。

どうか一人で追い込まれないで下さいね。

 

 

 

ちなみに私はイラストに描いたT先生とは、

その園を離れるときまでずっとうまくいきませんでした。

 

 

 

T先生は副主任という立場だったので、

園長主任に、自分のいいように物事を報告し(あることないこと!)

臨時職員という立場が弱かった私は、翌年契約を切られることとなりました。

 

 

 

ですが、いつも笑顔で一生懸命働いていたので、

私が理不尽な目に合っていることを職員みんな心配し、

時に助けてくれました。

 

 

 

そして先輩保育士が系列の他園の園長先生に掛け合って下さり、

私は次の職場に困らず、保育を続けることが出来ました。

その園長先生は、偏った情報ではなく、ご自身の目で私を見て下さり、

私はそこで希望していた正規職員への道を開いてもらえました。

 

 

 

見てくれている人はいます。

T先生がいてとても辛い思いもしましたが、

その職場で出会った先生方は今でも心の支えです。

(このブログもみて応援してくれています、アリガトウ!)

 

 

 

悩んでいる先生方。

こんなこともあるんですよ。

働ける場所は一つじゃないし、理不尽な人ばかりが保育士なわけでもないんです。

だからどうか負けないで下さい!

 

 

 

そんな理不尽なことで、

保育士という素晴らしい仕事を見失わないで下さい!

 

 

 

私は応援しています。

 

 

 

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