名前をすぐに覚える秘訣
保育実習生へのアドバイスをシリーズにして書いています。
保育実習は何と言っても子どもとの関わりが大事になります。
初めての実習の目的を「子どもとたくさん関わる」「子どもをよくみる」などにする方も多いですね。
そこで今回はこんなテーマ。
子どもと仲良くなるためには、まず子どもの名前を覚えたいところです。
大人も子どもも名前を覚えてもらえると嬉しいのは同じです。あなたも自分の名前を覚えてもらおうと実習エプロンに可愛い名札を作ったり、素敵な自己紹介を考えたりしたのではないですか?
あなたが自分の名前を覚えてもらいたいと考えるように、子どもたちもまた名前を覚えてもらいたいんですよ。
そうは言っても、一度にたくさんの子どもの名前を覚えるのはちょっと難しいという方や元々人の名前を覚えるのが苦手という方もいるかもしれませんね。
今日はそんなあなたにとっておきの名前をすぐに覚える秘訣をお教えしたいと思います。
名前をすぐに覚える秘訣、
それは「何度も名前を呼ぶ」ことです。
「○○ちゃん、おはよう」
「○○ちゃん、何して遊んでいるの?」
「○○ちゃん、給食おいしいね」
など、呼びかける言葉以外にもたくさん名前を添えるのです。
そうして意識して名前を呼ぶようにしていると不思議にすぐに覚えます。
この方法は、子どもたち以外にも使えます。
保育の仕事をしていると出会うのは子どもだけではありません。
子どもの保護者(両親だけでなく祖父母が園に来られることもありますね。)他にも、一緒に働く職員はもちろんのこと、地域の方や研修先で出会う先生方など多くの人に出会います。
特に新年度は多くの子どもが入園してきたり、職員もメンバーが替わったりして、一度にたくさんの名前を覚えなければなりません。
一般職であれば初対面の時に名刺を渡し合い、名前を漢字からも知ったり、名刺に書かれた情報で印象に残ったりするものですが、残念ながら保育現場で名刺を使うことはありません。
(余談:個人的に保育現場も名刺を取り入れるべきだと私は考えています!)
そんな状況の中で少しでも早く名前を覚えることが出来たら、相手も嬉しいですし、より良い人間関係やこれから築く信頼関係にも役立ちます。
保育実習も同じです。
初めての実習であっても、短期間の実習であっても、子どもの名前をしっかりと覚えることで子どもとの良い関係をつくるきっかけになります。
また反省会でも役立ちます。イラストのように子どもの服がみんな同じだったということはあまりないと思いますが、子どもの特徴が伝え辛かったために、どの子どもの話をしているのかわからない・・・なんてことがあると適切なアドバイスがもらえないかもしれません。
子どもの名前を何度も呼んでしっかり覚えましょう!
ちなみに私は自分のクラスに実習生が入るときは、必ず子どもたちに名札をつけるようにしていましたが、そういう配慮に気が付かない指導保育者も多いものです。
名前を呼ぼうにも名前を知ることが出来ないのでは困りますね。
思いきって指導保育者に名札をつけてもらえないか尋ねてもいいと思います。(但し!丁寧に上手に尋ねてね。)私は実習先でいつも「子どもの名前を覚えたいので名札をつけて頂けませんか?」とお願いするようにしていましたよ。
仲良くなるには、まず名前を覚えること!
名前を覚えるには、とにかく呼ぶこと!
ぜひ試してみて下さいね。
自分の名前を覚えてもらうためのヒントはこちらの記事をどうぞ↓
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尚、しばらくの間おためしで
中学生は相談無料(30分 月1回まで)
高校生は初回無料(30分コースのみ)にしました。
中高生はまずLINEやSNSからご連絡下さいね。
(業務に差し支えるようなことがあれば中止も考えていますのでいまのうちにどうぞ)
よろしくお願いします。