うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

保育士ノートのすすめ

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保育雑誌は色々あるし、ネットを開けばたくさんの情報が溢れているけど

自分の経験こそ財産。

だけど、経験がかさむにつれ、記憶が曖昧になることも…。

 

前に、子どもたちとスライム作って遊んだけど

何歳児でしたんだっけ?何用意した?何月だった?

やってみて困ったこともあったかなー?

 

2歳児さん、イスの片付けいつから自分でしてたっけ?

そろそろ挑戦してみようかなー?早いかなー?

 

などなど、日常の保育で浮かんでくる

「あのときどうしてたかな?」

っていう疑問結構ありますよね?

特に行事計画書や日誌などの書類に残っていないささやかなこと。

 

私はそんな保育のささやかな記録を「保育士ノート」として、毎年残しています。

まぁ早い話が、備忘録。雑記帳、というわけですが、コレが本当に便利なのです。

 

スライム遊びしたのは…どれどれ?あー、きりんぐみ、4歳児か。

スライムが床でつぶれて大変って書いてあるな。

次はブルーシート敷いてみよう!

 

最近担任した2歳児は2年前だな。どれどれ?

今のクラスより、イスの片付けの取り組み早かったみたい。

イスの片付ける場所、グループごと印つけるって書いてる、そうしよう!

 

このような感じで保育士ノートがあれば、日々の保育の参考にすることが出来ます。

(あくまで参考で、活動は子どもたちをしっかりみて計画しましょうね)

 

では、この保育士ノート、具体的にどのようなものかといいますと…

  

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そう!普通のB5ノートです!

だけどこれがお勧めです。

なぜなら、

薄くて、持ち歩いてもかさばらない!

年に1冊としても、保管に場所をとらない!

からです。

 

ただ気をつけていただきたいことがひとつ!

 

毎年同じサイズのノートにしましょう。

大きさがバラバラでは保管に不向きです。

 

  

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私は本棚に並べたときにわかりやすいよう背面に、年度を書いています。

ノートが何冊にもなるくらい、保育士経験が増えると素敵ですね☆

 

中身は…

 

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これは4月のページです。

「製作」「歌」などのカテゴリーでページをわけると、ページ数の振り分けが難しいので、簡単に月ごとにしています。

 

クラス会議(担任間での話し合い)の都度、その場で書き込んでいます。雑な字ですが、「自分がわかればいい!」と割り切っています。

きれいに書こうとか、わかりやすくカラフルに…などと思うと、書くことへのハードルがあがり、「時間のあるときに書こう」と先延ばしになってしまいますよね?

結果書かずに終わっては意味がないので、雑でもいいのです。

 

記録しておきたいことが浮かんだらすぐに書く!

これが継続のポイントなので、月によっては、内容の順序が違ったり、

運動会や発表会など大きな行事の月は、2ページ以上使っていたりもします。

 

見ていただけたらわかりますが、

保育室の環境構成、製作、歌、保護者にお願いしたことを記入したり、

子どもの動き、それに対して保育士がどう分担して動くか…

など担任間の連携も書いています。

 

新年度に園から配られる、あるいは保育雑誌の付録でついてくる

保育士ダイアリーやスケジュール帳ではだめなのか???

  

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    ↑なんかきたなくてすみません、、

 

コレですね。

B5ノートでなくても、こういったダイアリーやスケジュール帳のほうが使いこなせる!というかたは、それでもいいと思います。

 

ただ私は、手帳は手帳として使いたいタイプということ、

保育士ノートの一部をコピーして、ひきつぎの時に、次の担任に渡すようにしているということで、普通のノートに決めています。

 

あくまで私のやりかたですので、これを参考に、自身の保育士ノート、

ぜひ作ってみてくださいね。