正規職員>臨時職員>非常勤保育士…ではありません!
保育園ではいろいろな働き方が出来ます。
正規職員(正職)のほかに、臨時職員(臨職)や、パート保育士など…。
臨職は臨時と名につきますが、大抵は正職と同じ、8時間の常勤勤務であることが多いです。正職との違いは、契約の内容と呼び方。
仕事内容の違いは、園によるところが多いので、一概に言えません。
正職とほぼ変わらない仕事をしているところもあります。
パート保育士というと、大抵8時間以下の勤務時間(4時間や6時間など)で固定した働き方や、
代替保育士と言って、休んでいる職員の代わりに出勤するなど、
どちらも非常勤と呼ばれることもあり、仕事内容は保育補助や雑務が主となります。
それぞれの考えや生活の事情によって、その働き方を選択出来るのです。
私は、正職、臨職、パート、すべてを経験したことがあるのですが、パート保育士をしていた頃、こんなことがありました。
雑務をしながらの保育補助。
保育園では、食後などの大変な時間帯に、臨職やパート保育士が他のクラスの応援に行き来することがあります。(カバーし合う)
当時私は、3歳児2人担任。(私はパートなので補助担任ですね)
食後から午睡準備のてんてこまいな時間帯に、いつも応援に来てくれる先生がこんな感じの人だったのです。
私は自分のしている仕事に自信があったし、
わかってくれている先生方もたくさんいたので
この先生に何を言われても平気でしたが
・・・と、私の働き方が、臨職になり、正規嘱託になると態度が変容していきました。
それで思ったのです。
この先生は何か勘違いされているんだろうなーと。
働き方に違いがあるだけで、正職が偉いわけではありません。
雑務や保育補助をする先生も絶対に必要で大切です。
いろんな働き方が出来る保育園だからこそ、
働くあなたには、心して欲しいことがあります。
たとえばあなたが、非常勤の保育士であっても
正職や臨職の保育士に蔑まれたり、顎で使われたりする理由はありません。
たとえばあなたが、正規職員であっても
臨職の保育士や非常勤の保育士を蔑んだり、顎で使ったりすることは許されません。
違う働き方を選択したそれぞれが、自分の役割を全うする。
他の働き方を選択している人と、助け合いながら、補い合いながら働く。働ける。
それが保育園です。
どの働き方を選択したとしても、
共に働く相手を尊重し、敬う気持ち、大事にしたいですね。
ちなみに、この先生は正職としての経験はあまりなく、ずっと臨職やパートをしてきたとのことでした。
私へのあの態度が、自分のされてきたことの表れなのだとしたら、
それはとても残念なことだなーと考えさせられたのでした。