子どもを怒ってしまったときは魔法のフォローを
毎日、育児に励む保護者のみなさん。
子どもが寝静まった後、「怒りすぎてしまった・・・」と自己嫌悪に陥ってしまったり、
育児情報サイトに書かれている、理想の育児と自分の育児を比べて落ち込んでしまったりしていませんか?
昨日書いた「怒る」と「叱る」の違い。
保育士向けの記事だったので、少し厳しく「怒る保育」を否定する文章を書きました。
読まれた保護者の中には、どきりとした方もいるかもしれませんね。
昨日も書いたのですが「怒る」というのは自身の感情を相手にぶつけることです。
子どものことを思えば、育児においても
「怒る」のではなく「叱る」それが理想だと思います。
でも、それが出来ない日があったとしても、あまりご自分を責めないでください。
保育士がいつも笑顔で冷静に感情的にならずに子どもと関われるのは、それが仕事だからです。
保護者のみなさんは、育児に仕事にと休む間のない生活。
時に疲れていたり、イライラしてしまったり、妙に子どもを怒ってしまう日もあると思うんです。
今回は、そんな「怒ってしまった」その後に、おすすめのフォローをお教えします。
これをするだけで、子どもはしっかりと満たされる魔法のフォローです。
怒った後に、子どもが寝てしまったら起きてからでも構いませんので必ずしてください。
それは・・・
「大好きだよーと抱きしめる」
たったこれだけです。
そして、あまりに感情的になったときは素直に「ごめんね」と言いましょう。
怒ったのは、嫌いだからじゃないことをきちんと伝えてあげてください。
それだけで子どもには、ちゃーーーんと伝わります。
「怒る」のではなく「叱った」場合は、特にこういったフォローをしなくてもいつも通りに子どもと接することで親の気持ちは伝わります。
ですが、感情的に怒ってしまったときは、
「ママが怒ってる」
という事実はわかっても
「なぜ怒っているのか」
という肝心の理由が伝わらないのです。
漠然とながらも不安に思ったり、寂しく思ったりしていることでしょう。
だからこそ、
「大好きだからね!!」
を全身で伝えてあげてくださいね。
ちなみに…
時々ではなく常に怒ってしまう。
常にイライラして子どもにあたってしまう。
という方はいますか?
もしいたら、それはあなたの心がもう限界寸前の合図です。
一人で抱えようとしないでください。
医療機関や行政の相談機関を頼ってみましょう。
子どものためにも。
あなたのためにも。