うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

保育士に向いていないかも・・・と悩んでいるあなたへ

「私、保育士向いてないんでしょうか?」 

 

と相談される度、私は指導保育士として実習生と関わっていたときのことを思い出すのです。

  

実習生を見ていると、 

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「この実習生、保育士にはならないだろうな」

(実際私がそう感じた学生は、その後、学校を辞めています。) 

 

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「この実習生、素敵な保育士になりそうだな」 

 

・・・ということが不思議とよくわかります。

それは決して、ミスをしないとか、覚えが早いとか、そういったことで判断しているのではないんです。 

 

決められたことをきちんと行い、実習記録もしっかりと書けている。

だけど、子どもと関わる上での大切な何かがない。 

 

子どもを可愛いとは思えても、子どもを好きとは思っていないだろう。 

保育学科に入り、保育実習に来たものの、保育に楽しさや面白さを感じていないだろう。 

 

それは態度に出していないつもりでも指導保育士には伝わります。

子どもにも伝わります。 

 

そして、誰よりも自分でわかっているのではないでしょうか。

  

可愛いと思ってたけど、好きというほどではなかった。

保育という仕事の喜びをまったく感じられない。 

 

そんな方は、他にもっと自分に合った道があるのではないでしょうか。

  

保育職は、人を育てる仕事です。

資格があるから仕方ない、とりあえず働くか・・・という気持ちで務まる仕事ではないんです。 

 

子どもへの愛情が見出せず、保育への喜びが理解出来ないのならば、この道は辞めませんか?

ご自身のためにも、子どもたちのためにも、辞めましょう?

 

  

逆に、実習中にたくさんの失敗をしていても、実習記録の書き方が下手でも、 

子どもが好きなんだな

保育に興味があるんだな 

という実習生は、指導保育士にはわかります。

そして、たくさんの失敗、経験をしながら、大好きな子どもたち、大好きな保育の仕事のために頑張れる、この実習生は素敵な先生になるだろうな・・・と思うのです。 

 

保育実習に行った上で、あるいは保育の仕事に就いてみた上で、

「私、保育士に向いてないのかな」

と思ったら、 「子どもが好きか、保育が好きか」をよく考えてみるといいのではないでしょうか。

 

失敗ばかりだったとしても

仕事の覚えが悪かったとしても

職場の雰囲気に馴染めなかったとしても 

 

子どもが好きで保育が好きならば、

「向いてない」

と諦めるのは早いと思います。 

 

もちろん状況によっては、努力や研鑽が必要なことはあると思いますが、好きなのに諦めるのはもったいないと思うんです。 

 

冒頭に書きましたが、

「私、保育士向いてないんでしょうか?」

というご相談、とても多いんです。 

 

あなたに保育の道が向いているか、向いていないか・・・

  

正直、あなたのこともよく知らず、あなたの保育する姿も見ず、そんな大事なことに私は、「はいいいえ」で答えることは出来ません。 

 

だからここでヒントを言いますね。

  

子どもは好きですか?

保育は好きですか?

そこに答えが隠れていませんか?

  

 

 あなたがあなたの為の答えをみつけられますように。