うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

保育士としての信念

保育学生さんや保育士さんからのご相談に・・・ 

 

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私だって最初から

面白い保育が出来たわけでも

保護者対応に長けていたわけでも

後輩指導がうまかったわけでもありません!!

 

 

 

(これはもうたくさん経験して、たくさん勉強しただけ)

 

 

 

だから、

今あの頃に戻れるなら・・・

 

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新人の私に、

大事なお子さんを預けてくださった保護者のみなさんに、

改めて感謝したいですし、

未熟だったことをお詫びしたいです。

 

 

 

そしてそして、

初めて自分に出来た後輩ふたりにも、

 

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ほんと、このとーーりです!!笑

 

 

 

担任の平均年齢の低いたんぽぽ組。

私はとても楽しかったけど、

人としても保育士としても未熟だったと思うから、

「あの時は至らない先輩でごめんね~?」

という気持ちでいっぱいです。

 

 

 

ブログ、Instaglamを始めて2ヶ月。

実はその後輩のひとりとInstaglam内で再会することが出来まして。

(もう一人はもともと繋がってたんですけどね)

フォローしてくれて、DMを送ってくれたんです。

 

 

 

それで、私はとても嬉しくて!

やっとお詫びが言える!!と。笑

 

 

 

「未熟な先輩だったと思う、ごめんね~」

って伝えたら、思いもよらない返事が来ました。

 

 

 

「いえいえ、先生には色々なことを教えていただきました。

先生の魅力的な保育大好きでした。

行事に追われ保育がビデオ(TV)とかになっていたときに、本当はこんな風になっては駄目という先生の思いとかも心に残っています。」

 

 

 

もらったメールをそのままのせました!

この後輩の先生と一緒に組んでたのは、

先日お伝えした超ブラック保育園にいたときのこと。

 

 

 

思うような保育なんて出来なかったし、

毎日毎日仕事に追われ、過労だったし、

慢性的な睡眠不足でイライラした日もありました。

 

 

 

そんな中できっと、

私に対して思うところも絶対にあったと思うんですけど

こんな素敵な言葉をくれた後輩。

 

 

 

そして思ったんです。

私は確かに未熟だったけど、

新人のときからこれだけは誇れる!というものをひとつ持っていたと。

 

 

 

何だと思います?

これは先生デビューした幼稚園でも、

そのブラック保育園でも、

その後パート保育士や臨時保育士として働いた時でも、

もちろん今でも変わらず大事に持っています。

 

 

 

これを持っていると、

どんなときでも頑張れるので、みなさんも持っておくといいですよ。

 

 

 

それはね、信念です。

私なりの、子どもと関わっていく上で、絶対にこうだ!という譲れない想い。

 

 

 

私の信念が何かを語ると長くなるし、熱くもなりますが・・・

さらっと書くと、

 

 

 

私自分が子どものとき保育園が大嫌いだったんです。

 

 

 

毎朝園でしばらく泣いて、

先生がそんな私にため息ついて。

嫌いな給食とずーーーっとにらめっこして、

役員さんの子どものあいちゃんばかりちやほやされて笑

(今あいちゃんは親友ですが)

 

 

 

保育園にいる時間は淋しくて嫌な時間!

と思ってました。

 

 

 

改めて、よく保育士になりたいと思ったな、と思うほどですが。

でも、この時の自分の記憶が私の信念を作っています。

 

 

 

大好きな家族から離れて過ごす子どもたちに

淋しさや辛さを与えない。

子どもたち一人一人を笑顔にする。

 

 

 

言葉に表すと、

その時々で微妙に変化はしますが、想いはこれです。

 

 

 

そのブラック保育園では、

保育をすると白い目で見られる、

忙しいときは子どもをTVに任せなければならない・・・

 

 

 

「だけどそれはおかしい」「そんな保育駄目だ」(というか保育ではない)

ひとつの保育園という組織を前に、

それを堂々と言えない日だってあったけど、

でもそんな気持ちが未熟な指導の中でも

後輩に届いていたことが嬉しかったです。

 

 

 

実のところ、

この保育の出来ない保育園の体制について私は、

自分の信念から我慢出来ず、随分と園に意見しました。

 

 

 

そんなだったから

先生方から一斉に無視された日もありました。

 

 

 

でも、あのときを思い出して辛い・・・

と思うことはないんですよ。不思議と。

きっと自分の信念に従って行動していたからです。

 

 

 

最初から完璧な保育士なんていないです。

私だってこんなです。

 

 

 

先生方に無視され、園に意見しても、

その保育が改善されたのは、私が退職したずっとあとです。

 

 

 

結果に出せたわけではありません。

でもいいじゃないですか。

 

 

 

気持ちは晴ればれ!!

堂々と出来ます!

 

 

 

あなたも何かひとつ、自分の中に誇れる信念を持ちませんか?

小さな失敗にも大きな問題にも

向き合える勇気になりますよ。